北の国日記2016(第21話)

5 月中旬

 

我が家の薪置き場は、移住してきた最初の年に釣りに来た友人と二人で薪小屋第1 号を作ったもの。

そこに置けない分はパレットに置いたり、家の周囲の壁に積み上げたりしていたのだが、やはりもうひとつ薪小屋が必要である、と言う事でこの度の「増築」となった。

大きさはほぼ同じで2 棟が並ぶ形にした。

 

 

唯一の欠点は居間からの視界が悪くなったこと。

廃材を順次片付ければまあ、ある程度視界は回復するのでヨシとした。
今年は30cm 程度に玉伐ったナラ材を「配達」してもらい、それを割って薪にするというもの。

エンジンチェーンソウが2 台、電動が2 台もある「伐採・切断用具」が基本的に不要になってしまうが、まあ、いずれまた使うときが来るだろうから。

小屋はブロックの土台に置いてあるだけだから、強風が吹くと「飛ばされる」恐れがあるので、さっそく薪を割って積み上げて重石とした。

油圧式の電動薪割り機は買った当時に比べるとだいぶパワーが落ちてきたようだが、まあ、これで実に効率のいい道具だ。

 

 

原木の山の横に薪割り機を設置して割っては軽トラに積んで行き、いっぱいになったら薪小屋に運び、1/3 ほど積み上げたところまでやって「完了」とした。

あとはおいおい割っては積み上げて夏前までにやるとする。

原木はあと同量(2 ㎥)を注文してあるので、それはどうにも新しい薪小屋にも収容しきれないので、やはり壁際にも積み上げることになるがまあ、それは先のこと。

 

 

北の国日記2016(第22話)へ